──両極端にバランスをとって実感している桃ちゃん。舞ちゃんはそういうのはありますか?
N: そういうのやったらあるって思った!今。
T: ほんま?ふぅん。
N: 力入ってるとこがあるわ!不思議なことを追求したいってところに力が入ってる。私。
T: そういう力の入れ方…(笑)
N: そういう考え方かな。
──舞ちゃんの不思議なことって何?
N: えーと、難民が多いってこととか問題になってて(その問題がなくならないこと)そういうことも不思議っていうか、不思議と思うことじゃないのかもしれないけど、結局1つ1つ考えて自分が不思議に思っていることを解決できたらその謎も解けるかな、と思ってる。
──それはどうしてこうなるんだろう?っていう不思議?
N: 何かが起こっていることに対する不思議っていうよりかは…なんていうんやろ、何でこんなことが起こるんだって思ってるんじゃなくて、なんかいろんなことに余白みたいなのが自分の中にないとそれにアプローチもできないなと思ってる。そのひとつがネオタオかな。まとめたけど(笑)。
T: その不思議は現実に起こったことの話?理解できないこととか?何でこんな人がおるんやろ、とか。明るい話も含めて。
N: それが人に説明できるようなこともあれば、桃ちゃんにやったら言えるかもしれんけど、非現実的なことも含めてあらゆる不思議のことについて肩に力が入ってると思うわ。なんか急に勉強せな!とか思ったり。
T: 勉強せなって?何かの?あ、なんか天狗のことめっちゃ調べてたときあったな。
N: そうそう、あれはリクエストがあったんやったかな。
T: あぁ…でもこういう話できるんが貴重な存在っていうか。しんちゃんのさっきゆってた余白がどういうことかわからへんけど、余白とか余裕とか共感とかできる時間がないと、現実の世界に対応するだけになっちゃうと物足りないというか寂しいというか…
N: 桃ちゃんは何かするってなったらすごい頑張り屋さんやから、力抜くっとか考えなあかんのかもな。
──今回私のネオタオを知りたい!という気持ちから(ネオタオは)どうやって始まり、どこへ行くのかを聞こうと思っていたんですが、そういうのが無い、というか無いからできるっていうことを際立たせましたね…
T/N: そうですね…
──コンセプトに惹かれてとかできた経緯が好きでとかで興味を持つこともあるけど、ネオタオの場合そうではなくて…
T: そう思ってもらえると気が楽です(笑)
──ネオタオは少なくとも自分たちのためにやっているという部分があるから、観てもらうためとか買ってもらうために作ってない、とは言わないけど、それよりは桃ちゃんやったらタオシャンウーと両立させるために必要なネオタオであったり、舞ちゃんにとっても…ちょっと、ごめん、さっきの話はまだわからないですけど、必要であるところのネオタオがみんなを楽しくさせてくれるのかなーと。なのでどうしていくかが決まっていなくて当然かなと思います…けど。いいでしょうか、こんなんで。何か訂正あれば言ってください(笑)。
T: でもネオタオについていろいろ聞いてくださったけど、そうじゃない個人的なところでしんちゃんのこんなんが好きで、とかこの色が好きやねんとかっていう会話だけの方が面白い気がする。
──えぇっ!えーと、それは…
T: ネオタオを説明するときに、この先どうやっていくかとかよりは、なんか…
N: 海の中の動物やったらどれが好き?とか?
T: とかー。そういうことばっかり喋ってるから、そういうの聞いてもらったほうが面白かったかも。私達も謎な感じでやってて、コンセプトもいい意味でないんで…今も喋りながらなんでやろって思ってて、そこが全くカタチが見えない話になってしまって…
──それがよく見えて良かったですよ。
T: でも、コレ文章にするのめっちゃ大変でしょ(笑)
──それでいいと思います。書きやすいように聞かなかったし。(ネオタオにとっては面白くなかったかもですが)いいでしょうか?”わからない”はイソタビューのテーマですし。 では最後に一言お願いします!もう、なんでもいいです(笑)
N: 2人とも小さいものが好きなんで、なんかおっきいものも作ってみたいなって今思いました!
T: おー。
──んー。ではタオさん。
T: 私はどっちかというとプロデュースが得意で、プラス、しんちゃんの打算的でないものの作り方を尊敬してるし好きなのでそれをやってみたいです。っていっても、しんちゃんに言ったことなかったから嫌やったらいいねんけど(笑)見せ方考えるのが好きなので。ネオタオでは、そうやなー、大きいのいいかもね。全部大きいもの。
──全部大きいもの(笑)
N: 全部大きいティーカップとか!
T: そやな。マイペースでやっていきます。
──なんかちょっと今ネオタオへの質問の仕方がわかりました。
T/N: えっ。
──さっきみたいに大きいもの作ると聞くとすぐに私はどれくらい大きいもの?って聞きたくなるんですけど、それは野暮で、そういうことではなくて、ネオタオが大きいものっていったら、それはもう…大きいものっていうことですね!(笑)それでいつか「あぁ、これがネオタオの言ってた大きいものか…」っていうのでいいんかなーってことで。あくまでネオタオに関してだけですけど。ではいつかネオタオの作る大きいものを見れるの楽しみにしています!ありがとうございました。
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(NEOTAO イソタビュー 了)
(写真: NEO)